ファイテンのパワーテープは、なぜ丸いテープを身体に貼る形になったのでしょうか。
パワーテープが生まれる前、ファイテンでは特殊加工した粒を絆創膏で身体に貼って使っていました。
しかし、この方法には使いにくい点がありました。貼っている間は粒が突起物となって違和感があり、剥がした後は小さな粒をなくしてしまうこともあったといいます。
こうした課題から生まれたのが、「使い捨てにできないか」という発想です。
この記事では、ファイテンの平田社長が語る開発当時の話をもとに、パワーテープが誕生するまでの流れを紹介します。
パワーテープの前は、加工したガラス球を貼っていた
ファイテンの公式ヒストリーによると、パワーテープが生まれる前は、特殊加工した石英のガラス球をテープで身体に貼っていました。
平田社長も動画の中で、当時は粒を絆創膏で貼る方法だったと振り返っています。
現在のようにテープ自体に加工素材を付けるのではなく、加工した粒を絆創膏などのテープで身体に取り付けるという使い方だったのです。
突起の違和感と、なくしてしまう問題
ただ、この方法には使いにくい点がありました。
貼っている間は粒が突起物となって違和感があり、剥がした後には粒をなくしてしまうこともあったそうです。
身体に貼って使えるものの、日常的に扱うには不便な面があったわけです。
「使い捨てにできないか」という発想からテープへ
そこで平田社長が考えたのが、「使い捨てにできないか」ということでした。
粒をそのまま貼る代わりに、加工に用いる素材を粉末状にして、テープの粘着面に付ける。
これなら、粒を取り付けたりなくしたりする心配を減らし、使ったあとはテープを貼り替えられます。
パワーテープの形は、それまでの使いにくさを解消するために考えられたものだったのです。
1995年、炭化チタンを使ったパワーテープが誕生
ファイテンの公式資料では、1995年に「炭化チタン」を粘着面にコーティングした円形のパワーテープが誕生したと紹介されています。
粒状のものを貼る方法から、素材をテープに取り入れる方法へ。
この変化によって、現在につながる、手軽に貼って使える商品形態が生まれました。
平田社長が語るパワーテープ誕生の背景
パワーテープが生まれるまでの経緯は、平田社長自身が動画で説明しています。
動画の2分50秒ごろから、粒を貼る方法の使いにくさや、使い捨てのテープを考えたきっかけが語られています。
パワーテープはその後も進化している
パワーテープは誕生後も進化し、現在は炭化チタン、アクアチタンX30、メタックス、ナノメタックスなど、採用する素材や技術も広がっています。
今販売されているテープの種類や違いは、「ファイテンのパワーテープとは?種類の違いや選び方を解説」で整理しています。
貼る場所や使い方を知りたい場合は、「ファイテンのパワーテープはどこに貼る?貼る場所・貼り方を解説」を参考にしてください。
まとめ|「貼る」形になったのには理由がある
丸いパワーテープは、最初からあの形を目指して作られたわけではありません。
粒を貼る方法には違和感や紛失といった課題があり、それをもっと手軽に使えるようにしたいという発想から、テープの形へと変わっていきました。
採用技術だけでなく、なぜその形が選ばれたのか。そこにもファイテンの商品開発の考え方が表れています。
ファイテンが技術開発でストレスに注目してきた背景については、「ファイテンはなぜストレスに注目する?平田社長が語る開発の原点」で紹介しています。

